チッチの推薦図書
141-The Worst(Release 2013/Playingtime 4'39)
―ジェネイ・アイコ(Jhené Aiko 2002-現在)ー
名前からも分かるようように日本人の血が入っています。ほか、ネイティブアメリカンやドミニカ人など多様な起源を持ちます。彼女はまあR&Bシンガーなのですが、よくあるイケイケのR&Bではなく、ゆったりと落ち着きのあるR&Bです。といっても、王道のブラック・ミュージックのスウィートではなく、何というかこれまでのR&Bにないリラックスした伸びがあり、気合いを入れない過ぎないところがいいですね。チッチ意外と気に入りました。
2021年:冬のお薦めの1曲 No.4
掲載日:2021年2月4日
142-Josephine(Release 1985/Playingtime 4'26)
―クリス・レア(Chris Rea 1974-現在)ー
デビュー以来なかなか人気の出なかったクリス・レアが、注目されるきっかけとなったのがこの【Josephine】です。少ししゃがれた味わい深い声ですね。ギター・サウンドを基調としたブルース・ロックですが、ちょっとラテンの雰囲気が入っており、そこが独自性につながっています。「チャレンジ精神も大切だけど、人を追って背伸びせず、自分のできることを徹底的にする」という姿勢がいいですね。不器用もまた強みになります。
2021年:冬のお薦めの1曲 No.5
掲載日:2021年2月15日
143-Drivers License(Release 2021/Playingtime 4'02)
―オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo 2015-現在)ー
この【Drivers License】は彼女のデビュー・シングル曲で、世界中でヒットしています。実は彼女まだ17歳なんですね。しかし、幼少の頃から歌と演劇に励み、ミュージカルに出演しているだけあって、17歳にしてこの歌唱力です。この曲には彼女の大好きなテイラー・スウィフトとロードに影響されているようです。今後も目が離せない彼女ですが、いったいどんな経験を積み、いったいどんな世界観を築いてゆくのか楽しみです。
2021年:冬のお薦めの1曲 No.6
掲載日:2021年2月17日
144-Buzzcut Season License(Release 2013/Playingtime 4'06)
―ロード(Lorde 2012-現在)ー
前回ご紹介したロドリゴがロードに影響を受けているといいましたが、このロードも16歳という若さでデビューし、まだ24歳です。プロモーション活動をほとんどしないで突然デビューし、あっという間に人気歌手となりました。ということは、デビュー当初から実力と個性を兼ね備えていたということです。ほかチッチのおすすめは【Yellow Flicker Beat】【Green Light】【Tennis Court】ですかね。現代ニュージーランドを代表する歌手です。
2021年:冬のお薦めの1曲 No.7
掲載日:2021年2月24日
145-Lithium(Release 1991/Playingtime 4'17)
―ニルヴァーナ(Nirvana 1987-1994)ー
ニルヴァーナといえば、2ndアルバムの【Nevermind】ですね。このアルバムの世界的大ヒットにより、ニルヴァーナはグランジを牽引するスターバンドになります。しかし、商業的成功と自身の作りたい曲が作れないという葛藤から、ボーカルのカート・コバーンは薬物にはまり、そして27歳の若さで自殺してしまいます。バンド解散後、ドラマーのデイヴ・グロールはフーファイターズを結成します。ニルヴァーナはサンスクリットで【涅槃(安らぎ)】という意味です。
2021年:冬のお薦めの1曲 No.8
掲載日:2021年2月26日