チッチの推薦図書

121-Where's My Family Gone(Release 2020/Playingtime 4'21)

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―アンドリュー・クシン(Andrew Cushin 2020-現在)ー

 

 クシンは今年デビューしたばかりの新人ソングライターです。イギリス人です。新人なのに、声にはもう10年ぐらい活動しているような哀愁と貫禄があります。今回の曲は、この声にほれ込んだ元オアシスのノエル・ギャラガーがプロデュースを買って出ています。また、ノエル自身がギターも弾いていますよ。ほか【It's Gonna Better】【Waiting for the Rain】の2曲も圧巻です。いや~、本当にいいですよ。そして、本当に新人ですかね (;゚Д゚)

 

2020年:秋のお薦めの1曲 No.11

掲載日:2020年10月26日

122-A Case of You(Release 1971/Playingtime 4'20)

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―ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell 1964-現在)ー

 

 この曲は、イギリス人ミュージシャンのグラハム・ナッシュとの破局を元に書かれています。この曲を気に入ってカバーしているミュージシャンは多く、その中にはプリンスやダイアナ・クラールなどがいます。ちなみに、この曲が収録されているアルバム【blue】は音楽評論家から評価が高く、ポップ音楽史に名を刻んだ名アルバムです。たまにはこういうしっとりした曲もいいですね。突出した声ではありませんが、いそうでいない良いミュージシャンです。

 

2020年:秋のお薦めの1曲 No.12

掲載日:2020年10月28日

123-St.Louis Blues(Release 1964/Playingtime 3'16)

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―ジミー・スミス(Jimmy Smith 1925-2005)ー

 

 ジョンコルトレーンやセロニアスモンクに並んで、このジミー・スミスも【天才】と讃えられることの多いジャズ・ミュージシャンです。マイルス・デイヴィスが【世界8番目の不思議】と称賛を贈ったのもよく分かります。W.C.ハンディの名曲をここまでアップテンポでファンキーにし、しかしそれでいてがちゃがちゃしておらず、中だるみなく最後まで飽きさせない楽曲構成はもう神技としかいいようがありません。チッチ、この曲でジミースミスは天才だなと思いました。

 

2020年:秋のお薦めの1曲 No.13

掲載日:2020年11月5日

124-The Last Chance Texaco(Release 1979/Playingtime 4'08)

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―リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones 1979-現在)ー

 

 若い頃に一時期、以前ご紹介したダミ声のトム・ウェイツと同棲していたこともあります。自身の名を冠したデビューアルバムで全米3位のヒットを飛ばし、このアルバムからシングルカットされた【Chuck E.'s in Love(邦題名:恋するチャック)】も全米4位のヒットとなりました。今回の曲もデビューアルバムに収録されいます。高いだけじゃなく、ちょっと気だるくて悲哀ただよう歌声、そして曲の進行も独特です。日本ではこういう女性シンガーは出てこないでしょうね。

 

2020年:秋のお薦めの1曲 No.14

掲載日:2020年11月6日

125-Shine On You Crazy…(Release 1975/Playingtime 13'22)

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―ピンク・フロイド(Pink Floyd 1965-2014)ー

 

 ピンク・フロイドは、以前ご紹介した【イェス】と【キング・クリムゾン】に並ぶプログレ5大バンドの1組です。本曲は【Shine On You Crazy Diamond, Pts.1-5】といい、【ジョジョの奇妙な冒険】の第4部の主人公の東方仗助のスタンド【クレイジー・ダイアモンド】は、この曲に由来します。広瀬 康一のスタンド【エコーズ】もピンク・フロイドの曲名から取られています。デヴィッド・ギルモアの繊細で幻惑的なギタープレイがとにかく良いです。

 

2020年:秋のお薦めの1曲 No.15

掲載日:2020年11月11日