チッチの推薦図書

001-Summertime(Release 1968/Playingtime 4'01)

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―ジャニス・ジョプリン(Janis Lyn Joplin 1943-70)ー

 

 夏でジャニス・ジョプリンといえば、ベタですが、やはり【Summertime】でしょうか。彼女の嵐のようなしゃがれ声は、パワフルを通り越して、もはや美しくすら感じます。そう、美しさにはこういうワイルドな美しさもあり、高音で透明感のある声だけが、唯一の美声というわけではないのです。チッチが初めてこの曲を聞いた時、全身に鳥肌が立ちました。【Summertime】はバックのギター・プレイも良く、楽曲としても高い完成度を誇ります。

 

2019年:夏のお薦めの1曲 No.1

掲載日:2019年8月5日

002-Take Me Out(Release 2004/Playingtime 3'57)

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―フランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand 2002-現在)ー

 

 爆発的な反響を呼び、彼らの人気を決定づけた曲です。彼らは2000年代前半に流行した踊れるロック・ミュージックの【ダンス・パンク】を代表するロック・バンドです。ポップでかつレトロなロック・サウンドに、ダンス・ミュージックと電子音楽の要素をうまく加えることによって、ただの軽いポップ・ミュージックに陥ることを防いでいます。【Take Me out】はシンプルで力強いサウンドで、1度聞くと何度も聞きたくなりますよ。 

 

2019年:夏のお薦めの1曲 No.2

掲載日:2019年8月7日

003-Just the Two of Us(Release 1981/Playingtime 4'00)

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―グローバー・ワシントン Jr(Grover Washington, Jr 1943-99)ー

 

 グローバーの最大のヒット曲であり、日本でも流行しました。今でもこの曲をリクエストする人は多く、時おりラジオから流れてきます。ちなみに、グローバーはサックス・プレイヤーで、歌っているのはビル・ウィザーズというシンガー・ソングライターです。ミディアム・テンポで、ゆったりとしたリズムからくりだされるメロウなサウンドは、夏の夜にぴったりではないでしょうか。カクテルを飲みながらお聞きください。歌詞がまた良いです。

 

2019年:夏のお薦めの1曲 No.3

掲載日:2019年8月10日

004-All Night(Release 2012/Playingtime 2'45)

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―パロフ・ステラー(Parov Stelar 1974-現在)ー

 

 ステラーの曲でお気に入りはたくさんあるのですが、今回は【All Night】を選びました。暑い夏の夜にぴったりの曲だと思います。【Extended Club Version】というのもあり、こちらは4分23秒の演奏時間となっています。彼は1940年代に流行したスウィング・ジャズに現代のダンス・ミュージックを融合させた【エレクトロ・スウィング】のパイオニアであり、ヨーロッパでは非常に人気のあるDJ兼音楽プロデューサーです。

 

2019年:夏のお薦めの1曲 No.4

掲載日:2019年8月16日

005-Soul Education(Release 1999/Playingtime 4'15)

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―ジャミロクワイ(Jamiroquai 1992-現在)ー

 

 ジャミロクワイの代表曲といえば、何といってもVirtual Insanityですし、ほかにはバラード・ナンバーのFallingも良いですが、夏ということで、アップ・テンポで乗りの良い【Soul Education】にしました。ジャミロクワイは、ダンス・ミュージックにジャズ、ソウル、ファンクなどの70年代のブラック・ミュージックを取りこんだ踊れるジャズの【アシッド・ジャズ】の世界で、最も成功したグループです。

 

2019年:夏のお薦めの1曲 No.5

掲載日:2019年8月19日

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