チッチの推薦図書
151-Like A Star(Release 2005/Playingtime 4'01)
―コリーヌ・ベイリー・レイ(Corinne Bailey Rae 1999頃-現在)ー
柔らかくてしっとりした歌声です。そして、ラヴァーズロック、ボサノヴァ、R&B、ジャズなど、様々の音楽ジャンルのエッセンスが溶け込んだ芳醇なサウンド。いいですねえ、チッチこういうの大好きです。この曲のほか【Closer】【Trouble Sleeping】【Been To The Moon】など気に入りました。彼女のようなじっくりゆったりというスタイルは、楽曲構成や演奏の粗が目立ちやすく、スタジオ&ツアー・ミュージシャンや編集マンの腕の見せどころです。
2021年:春のお薦めの1曲 No.6
掲載日:2021年4月9日
152-Paper Thin(Release 2020/Playingtime 4'58)
―リアン・ラ・ハヴァス(Corinne Bailey Rae 2011-現在)ー
前回のコリーヌ・ベイリー・レイ同様、様々な音楽ジャンルのエッセンスを取りこんだサウンドですが、寄せ集めという感じはせず、彼女独自のメロディーを切り拓いています。軽くスモーキーな歌声がいいですね。Aメロとサビというように無理やりメリハリを付けず、歌声のかすれ具合とニュアンスで軽く濃淡を出すのは凄いですね。ショパンの音楽に似てます。UK音楽シーンスきってのファッショニスタでもあります。
2021年:春のお薦めの1曲 No.7
掲載日:2021年4月13日
153-St. Thomas(Release 1956/Playingtime 6'47)
―ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins 1947-2012)ー
一般人がイメージするジャズ・サウンドはハード・バップなのですが、このハード・バップでサックスの巨人といえば、このソニー・ロリンズになります。そして、セント・トーマスはロリンズの最大の代表曲にして、数多くのジャズマンからカヴァーされるジャズの名曲です。ジャズにカリブ音楽の要素を持ちこんだのは、この曲が初めてだといわれています。ちなみにロリンズは、音楽活動は引退していますが、まだ存命中の御年90歳です ヽ(^o^)丿
2021年:春のお薦めの1曲 No.8
掲載日:2021年4月22日
154-California Dreaming(Release 1966/Playingtime 3'08)
―ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery 1923-68)ー
チッチはこの曲をきっかけにウェス・モンゴメリーというギタリストを知りました。生粋のジャズ・ファンからはジャズ・ミュージシャンと評価されないモンゴメリーですが、モンゴメリーの音楽がジャズかどうかは抜きにして、やはり魅力あるサウンドです。ギターにおけるオクターヴ奏法の草分けですし、イージー・リスニングとはいえ、ギター・サウンドの表現領域を広げたことは確かです。心臓麻痺で45歳で夭折しています。
2021年:春のお薦めの1曲 No.9
掲載日:2021年4月27日
155-Bad Once(Release 2021/Playingtime 3'07)
―テイト・マクレー(Tate MaCrae 2017-現在)ー
ビリー・アイリッシュと同じZ世代の新人歌姫です。母がダンサーとうこともあり、幼少時からダンスやボーカルトレーニングに励み、13歳でジャスティン・ビーバーのライブのバックダンサーに抜擢され、また同年アメリカの大人気番組【アメリカン・ダンスアイドル】のシーズン13に出場し、第3位の好成績を残します。代表曲は【you broke me first】ですが、チッチは今回の【Bad Once】がお気に入り。まだ17歳です (◎_◎;)
2021年:春のお薦めの1曲 No.10
掲載日:2021年5月15日