チッチの推薦図書
116-Passive Aggressive(Release 2020/Playingtime 3'13)
―シャルロット・カルダン(Charlotte Cardin 2013-現在)ー
華奢な顔つきとは裏腹に、声に伸びと力があります。何というか少しスモーキーな声で、チッチの好きな声ですね。シンガーソングライターですが、ある時はエレクトロポップに乗って、またある時はジャズ色が強くなったりと、作曲の幅が広いです。ほかチッチが好きなのは【Big Boy】【Drive】【Main Girl】【Paradise Motion】【California】【The Kids】などです。まだ25歳、若くしてこのまとまった作曲と世界観、すばらしい才能です。
2020年:秋のお薦めの1曲 No.6
掲載日:2020年10月10日
117-No, No No(Release 1994/Playingtime 4'37)
―ドーン・ペン(Dawn Penn 1966-70, 1987-現在)ー
この曲は1967年に出した【You Don't Love Me 】を再編曲したものです。彼女は1970年を最後に音楽の世界から離れていましたが、1987年に17年ぶりに活動を再開します。きっかけは人種差別であり、人種差別撤廃を訴えるためにレゲエシンガーに戻ったそうです。焦らず、気負わず、自分の感性で、自分のできるものをゆったりと、といった感じで、大人の歌い方です。ほか、ぜひとも聞いてほしいのは【Chilling】ですね。すごい渋いっす ( ゚Д゚)
2020年:秋のお薦めの1曲 No.7
掲載日:2020年10月12日
118-Breathin(Release 2018/Playingtime 3'18)
―アリアナ・グランデ(Ariana Grande 2008-現在)ー
声の美しさはもちろんのこと、声量もあり、パワフルさも兼ね備えていることから、【次世代のマライア】と称する人もいます。アリアナの声はEDC(エレクトロ・ダンス・ミュージック)との相性は抜群ですね。アヴィーチとのコンビの【Roads】やゼッドとのコンビの【Break Free】なんかノリノリでいいですね。ほか【One Last Time】が個人的に大のお気に入りです。ミュージックビデオが人類最後の日を描いたSF短編映画みたいで迫力あります ( ゚Д゚)
2020年:秋のお薦めの1曲 No.8
掲載日:2020年10月15日
119-Diamonds & Rust(Release 1975/Playingtime 4'39)
―ジョーン・バエズ(Joan Chandos Baez 1958-現在)ー
この曲はボブ・ディランの思い出を歌った曲といわれています。バエズはまだ無名だった頃のディランを世に紹介し、一時期、彼のプロモーターも務めていました。そしてまたプライベートではディランと恋仲でもあり、2人は公私ともにパートナーを組んでいたわけです。彼女はフォークロックの火付け役であり、音楽を通して公民権運動と反戦運動を訴え、日本のフォークにも大きな影響を与えたフォークシンガーです。
2020年:秋のお薦めの1曲 No.9
掲載日:2020年10月16日
120-The End(Release 1967/Playingtime 11'40)
―ドアーズ(The Doors 1965-72, 78)ー
歌詞はギリシャ神話のエディプス王のお話を下地に書かれている問題作で、その曲のダークさから映画【地獄の黙示録】の挿入曲にも使われました。ボーカルのジム・モリソンはジミヘンと同じように27歳で突然死し、いわゆる【27クラブ】に入っています。ジムは酒と麻薬に溺れたはちゃめなロックスターの原型を作った男です。しかし、音楽自体はそれほどがさつもなく、ドアーズは1960年代を代表する名ロックバンドとして評価されています。
2020年:秋のお薦めの1曲 No.10
掲載日:2020年10月20日