買い取り

Q1. 買い取りとは?

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 お客様がお持ちなったお品物を査定し、その場で現金にて買い取りさせていただきます。これが【買い取り】です。買い取りの場合は質預けと違って売買契約が取り交わされますと、お品物の所有権は質屋に移ります。

 

★1 質預けと同様、他の金融機関での借り入れなどは一切問われません。

★2 査定額はその日の相場によって変わります。

★3 箱や付属品があれば持って来て下さい。物によっては、査定額がぐんと高くなるものもあ

  ります。

★4 18歳未満の方はご利用できません。

 

 

Q2.買い取りの流れは

  

 特に難しいこともありませんが、買い取りの流れもフローチャートで表してみました。だいたいこんな感じです。 

 

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 【質預け】の説明と重複する部分がありますが、こちらも①~③について1つずつていねいに説明してゆきますね。それじゃあ、Here we go !!

 

 

① 査 定

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―【査定の流れ】―

1)お客様がお持ちになった品物をその場で査定します。

2)お客様に買取額をご提示します。

3)お客様が買取額に納得いただけましたならば、法令にのっとり、お客様の身分証明書(運

  転免許証、健康保険証、パスポート、外国人登録証など)をコピーさせていただきます。

 

―【査定時のポイント】― 

★1 査定は無料です。

★2 貴金属や電化製品などは、質預けよりも買い取りの方が査定額がやや高いです。

★3 物によっては、付属品が全てそろっていないと買い取りできないものもあります。また、新品

  でないと買い取りできないものもあります。

★4 当店がご提示した買取額に満足できなかった場合は、お品物をお持ち帰りになってもだいじょ

  うぶです。この場も査定料はいただきませんので、ご安心下さい。

★5 お客様の大切な個人情報は、法令で定められた開示手続きの場合以外では使用いたしません。

 

 

② 買 取

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―【買取の流れ】―

1)お客様のお品物と引き換えに、現金にて買取額をお支払いします。

2)当店が発行した【計算書】にお客様のサインをいただきます。

3)計算書の控えをお客様に渡して売買契約の終了です。

 

ー【買取時のポイント】ー

★1 売買契約終了後のお客様からの「やっぱり売るの止めますので、品物を戻してもらえませ

  んか」という申し出には対応できませんので、ご注意下さい。

★2 お気に入り・思い出のお品物は【質預け】不要品は【買い取り】ですが、どちらともい

  えないものもあり、でも今すぐお金が取得したいと悩んでいる方は、質預けの方が良いか

  と思います。理由は、買い取りですと「やっぱり取っておこう」と思っても品物が戻って

  きませんが、質預けならば【思い直すこと】が可能だからです。

★3 もし元金と質料を払えなくて【質流れ】になってしまっても、それはけっきょく買い取り

  になるわけですから、質預けと買い取りで迷ったならば、質預けで様子を見るというのも

  1つの手です。

 

 

③ 売 却(リサイクル)

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ー【売却(リサイクル)の流れ】ー

1)貴金属は磨いたり、時計はオーバーホールに出すなどして、お客様から買い取りしたお品

  物をきれいにします。

2)その後、質流れと同様、オークションに出品したり、契約業者に販売したりします。

 

ー【売却時(リサイクル)のポイント】ー

★1 不要な品物を地域の質屋さんに持ってゆくと、リサイクルになります。

★2 あなたの品物はめぐりめぐって誰かの大切な思い出となり、また形を変えて新しく生まれ

  変わります

★3 オークションにはインドや中国やブラジルなど、外国からの買い付けの方も参加していま

  すので、あなたの品物は日本国内のみならず、海外にも飛び出します。

 

 

Q3.みんなどんな時に買い取りを利用してるの?

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 買い取りの利用例を5つほど挙げてみました。不要品がありましたら、まずは質屋さんへ持って来て下さい。お金になるものを捨てるのはもったいないですからね。

 

 

① 新モデルの商品を買う時

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 お客様の中には、指輪やネックレスといった貴金属、ブランドバッグ、時計など、新モデルの商品が出た時、手もとにある旧モデルの物を売却して、新モデルの商品の購入資金の足しにしている方がいます。みなさんが普段やっている【車の買い替え】と同じです。

 

 なお、旧モデルの方も気に入っている方は、お品物を手放すことのない質預けを利用しています。こちらの場合は【資産運用】になります。

 

 

② 当たった景品が要らない時

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 会社や自治会の催し物で当たった景品を売りに来る方もいます。景品はテレビや掃除機など家電製品が多いですね。ほかは時計に商品券といったところでしょうか。景品が当たったら、質屋さんで売って臨時収入にしましょう。

 

 開封品よりも未開封品の方が高く買い取れるものもありますので、「要らない」と思ったら箱を開けずに当店まで持って来て下さい。

 

 

③ お部屋の整理整頓をする時

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 今は【断捨離】【ミニマリズム】を実践している方が、整理整頓のために物を売りに来ることもあります。ちなみに断捨離とは、ヨーガ行法における〈入って来る要らない物をつ〉〈家にずっとある要らない物をてる〉〈物への執着かられる〉の3つを行うことによって、〈物への過剰な執着から解き放たれた快適な生活を送る〉ことを目指した思想です。ヨーガ行法を応用しているので、単なる片づけとは違います。一般人の断捨離のチャンスは【引っ越し】と【年末の大掃除】ですかね。

 

 また、ミニマリズムは〈必要最小限の物で、大きな心の平安を得る〉というライフスタイルです。ミニマリズムとはもともと美術用語で、〈芸術的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを極限まで切り詰める〉という表現スタイルです。1960年代に世界各国の美術や建築の分野で流行しました。1980年代の半ば頃から、このミニマリズムの考え方を生活に応用する動きが出始め、2000年代に入ってからかなり活発になっています。

 

 

④ 終 活 に

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 当店を訪れるご高齢者の中には、終活に買い取りをご利用なされている方もいます。物を現金に換えることができる質屋は、終活における資産整理を最大限に助けることができます。ここが銀行やカードローン会社にはない質屋の最大のメリットです。今の時代の終活というニーズに、質屋は応えることができまます。

 

 今はQOLQuality Of Life=人生の質)はもちろんのこと、QODQuality Of Death=死の質)も重視されるようになってきています。高齢者が〈いかに穏やかに尊厳ある死に方を迎えられるか〉、これが超高齢化社会を迎えた現代日本のテーマです。

 

 当店での終活の具体例としましては、物を現金に換えて将来の介護施設暮らしのための生活資金とした方もいますし、持っている貴金属が時代遅れのデザインなので、現金に変えて子供に生前贈与した方もいらっしゃいました。ご高齢の方々の終活のお役に立つことができて、当店としても嬉しいかぎりです。

 

 

⑤ 遺品整理の際に

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 親や親戚などがお亡くなりになり、故人が残したお品物を当店に持って来る方は多いです。品物は印台リングや喜平型のネックレスなど貴金属が多いですね。「どうせ金メッキだろう」と思って持ちこんだものが、鑑定の結果14金とか18金で、お客様がびっくりしたことが多々あります。

 

 一般の方には金は汚れているとメッキに見えるので、捨ててしまう方がけっこういますが、自己判断せず当店に持って来て下さい。万年筆のペン先やメガネのフレームにちょっとだけ金が使われている物があるのですが、これを見逃して捨ててしまう方がたくさんいます。ああ、もったいない ((+_+))