チッチの推薦図書

021-Swoon(Release 2010/Playingtime 6'05)

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―ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers 1992-現在)ー

 

 「夏の疲れのだるさを吹き飛ばせ!」第2弾です。強烈なビートでエネルギッシュな曲ですが、どことなく悲哀を帯び、また愛の甘さも感じ、湿気も引いてきてさわやかな暑さとなってきた今日この頃に、ぴったりの曲ではないでしょうか。ダンス・ミュージックのテクノにロックの力強さを融合させた【ビック・ビート】のパイオニアである彼らは、好セールスを連発し、またグラミーも度々受賞しており、テクノ・シーンを代表するデュオです。

 

2019年:秋のお薦めの1曲 No.11

掲載日:2019年9月27日

022-Could You Be Loved(Release 1980/Playingtime 5'26)

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―ボブ・マーリー(Bob Marley 1945-81)ー

   

 「レゲエは別に好きじゃないけど、ボブ・マーリーは好き」という方は多いのではないでしょうか。かくいうチッチもその口です。彼のレゲエはゆったりとしたテンポが特徴ですが、今回はちょっと早めのテンポの【Could You Be Loved】にしました。暗殺未遂(狙撃によって負傷)、2年間に及ぶ亡命、そしてジャマイカの2大政党の長き抗争を終結に導くなど、ボブ・マーリーはまさに伝説の男です。

 

2019年:秋のお薦めの1曲 No.12

掲載日:2019年10月1日

023-You Know I'm No Good(Release 2007/Playingtime 4'16)

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―エイミー・ワインハウス(Amy Jade Winehouse 1983-2011)ー

 

 チッチはハスキー・ボイスが好きなので、彼女の声を聞いてすぐに好きになりました。声はすばらしいですが、とにかく生活が荒れていました。彼女はドラッグ並びにアルコール依存症で、生前はリハビリ施設の入退院を幾度もくり返しています。依存症によって年々精神は蝕まれ、最期も急性アルコール中毒で亡くなりました。わずか27歳の生涯でした。彼女は髪型が個性的ですが、これは1960年代に流行した【ビーハイブ(蜂の巣)ヘア】です。

 

2019年:秋のお薦めの1曲 No.13

掲載日:2019年10月15日

024-Midnight City(Release 2011/Playingtime 3'57)

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―M83(M83 2001-現在)ー

  

 秋も深まり、夜空が澄んできれいになってきたので【M83】はどうでしょうか。【M83】はフランスのミュージシャン、アンソニー・ゴンサレスによるソロプロジェクトです。ちなみに【M83】はウミヘビ座にある棒渦巻銀河です。浮遊感のあるメロディーですが、エフェクターの力によってただの甘いポップになることなく、宇宙規模のラブソングにまで高められています。Waitという曲もお薦めです。

  

2019年:秋のお薦めの1曲 No.14

掲載日:2019年10月16日

025-You'd Be So Nice to…(Release 1954/Playingtime 4'20)

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―ヘレン・メリル(Helen Merrill 1944-現在)ー

 

 たまにはジャズでもどうでしょうか。【You'd Be So Nice to Come Home To】はジャズのスタンダード・ナンバーで、この曲といえばやはりヘレン・メリルでしょう。【ニューヨークのため息】と評される彼女のハスキーな歌声は、聞いててうっとりします、BGMのトランペットを弾いているのはクリフォード・ブラウンという人で、26歳でこの世を去った早世の天才トランペッターです。早吹きで有名です。

 

2019年:秋のお薦めの1曲 No.15

掲載日:2019年10月21日

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