チッチの推薦図書
176-Peel The Paint(Release 1972/Playingtime 7'30)
―ジェントル・ジャイアント(Gentle Giant 1970-80)ー
ジェントル・ジャイアントは1970年代に活動したイギリスのプログレのバンドです。イェスやピンク・フロイドのような5大プログレバンドのように、商業面での成功を収めることはできませんでしたが、非常にユニークなバンドで、知る人ぞ知るバンドです。メンバー全員が複数の楽器を使いこなし(しかも人並み外れた高いレベルで)、変拍子も日常茶飯事と、独創的過ぎてちょっと変態にすら感じるサウンドですよ。
2021年:秋のお薦めの1曲 No.6
掲載日:2021年11月4日
177-Nine Feet Underground(Release 1971/Playingtime 22'43)
―キャラヴァン(Caravan 1968-現在)ー
キャラヴァンはプログレの中の【カンタベリー・ロック】というジャンルに位置づけられます。キャラヴァンのサウンドはショパンに似てますね。曲中に盛り上がる山場というものがなく、全体的に穏やかでしっとりしています。ですが、ところどころで小魚が跳ねるようなちょっとした浮揚感があり、それが曲の平板化を防いでいます。商業的には成功していませんが、芸術的には間違いなくすばらしいです。鬼才です。転調と変拍子が多いのが特徴です。
2021年:秋のお薦めの1曲 No.7
掲載日:2021年11月12日
178-Isle Of Everywhere(Release 1974/Playingtime 10'22)
―ゴ ン グ(Gong 1976-88)ー
以前ごしょうかいしたプログレ・バンドのソフトマシーンの最初期メンバーであるデイヴィッド・アレンがツアー先のフランスからイギリスに戻れなかったため、アレンはフランスでこのゴングというバンドを結成して音楽活動を始めました。ジャンル的にはサイケデリック・ロックやスペース・ロックに区分けされ、幻惑的なサックスとギタープレイがサウンドをリードします。サイケデリック・プログレの頂点ともいうべきバンドです。
2021年:秋のお薦めの1曲 No.8
掲載日:2021年11月16日
179-Iron Man(Release 1970/Playingtime 5'56)
―ブラック・サバス(Black Sabbath 1968-2017)ー
ブラック・サバスはヘビメタの開拓者です。ボーカルのオジー・オズボーンは、アルコール依存症によって、1度所属するレコード会社から首にされちゃいますが、途中で復帰を果たします。ヘビメタと聞くと、ガチャガチャとしたイメージを持つかもしれませんが、割とゆったりとしたテンポで、サウンドもしっかりしてます。ギタリストのトニー・アイオミは名ギタリストですね。メタルの代名詞の重低音リフは、アイオミの功績でしょう。
2021-22年:冬のお薦めの1曲 No.1
掲載日:2021年12月20日
180-Painkiiler(Release 1990/Playingtime 6'06)
―ジューダス・プリースト(Judas Priest 1969-現在)ー
ヘビメタの中で最も名が知れているバンドといえば、このジューダス・プリーストではないでしょうか。しかも、21世紀に入ってもばりばりの第1戦で活躍しています。ボーカルのロブ・ハルフォードは【メタル・ゴッド】といわれています。で、このロブめちゃめちゃハイトーンです。声域は4オクターブ以上もあるそうですよ。バンドは珍しいツインリードギター制となっています。PVのアニメがカッコいいっす (゜o゜)
2021-22年:冬のお薦めの1曲 No.2
掲載日:2022年1月6日