チッチの推薦図書
171-Mind Trick(Release 2006/Playingtime 3'55)
―ジェイミー・カラム(Jamie Cullum 1999-現在)ー
カラムはジャズ系シンガーとして紹介されることが多いですが、ジャズの芳醇の香りのするポップといったところですね。ジャズ色は強くないのですが、音楽一家で幼少の頃からジャズに親しんでいたということもあり、ほのかな香りでもしっかりジャズ感があるのはたいしたものです。フュージョン系とも違うし、ノラ・ジョーンズ系とも違うし、少量のエッセンスなのに、ジャズをベースにさまざまな音楽を股にかけるんですから、すごいっす ( ゚Д゚)
2021年:秋のお薦めの1曲 No.1
掲載日:2021年9月13日
172-Pieces of a Dream(Release 1981/Playingtime 5'16)
―ピーセズ・オブ・ア・ドリーム(Pieces of a Dream 1976-現在)ー
ピーセズ・オブ・ア・ドリームは、以前紹介したスムースジャズの父グローバー・ワシントンJrに見いだされ、10代でデビューしました。以来グローバー・ワシントンJrの後継として、スムースジャズのトップ戦線を走り続けています。初期はわりとストレートなジャズ演奏で、次第にファンク/ソウル色が強くなってゆきました。デビュー以来40年にわたってコンスタントにアルバムを出してるんですよ。いや~すごいですね。
2021年:秋のお薦めの1曲 No.2
掲載日:2021年9月24日
173-Nights In White Satin(Release 1967/Playingtime 7'24)
―ザ・ムーディー・ブルース(The Moody Blues 1964-現在)ー
ムーディー・ブルースはプログレの草分けです。1960年代の時点で、シンセサイザーなどの電子音楽機器を取り入れ、またある時はクラシックのオーケストラを取り入れるなど、かなり攻めた音楽づくりをしていました。このムーディブルースの活動があったからこそ、ピンク・フロイドやキング・クリムゾンといったプログレ・バンドが後に続いたのであり、またクイーンのシンフォニック・ロック的な作品も生まれなかったでしょう。
2021年:秋のお薦めの1曲 No.3
掲載日:2021年10月5日
174-Older(Release 2021/Playingtime 2'45)
―アレック・ベンンジャミン(Alec Benjamin 2013-現在)ー
アレックは18歳という若さで大手レーベルと契約を結びました。しかし、デビューアルバムを発表した翌日、レーベルから契約解除されてしまいます。アレックはそんな逆境にもめげず、自らヨーロッパー・ツアーを企画して成功させ、またSNSの力によって再びメジャー・デビューします。透明感のある歌声で、若い世代から圧倒的支持を得ています。今回の曲のほか【Let Me Down Slowly】なんかチッチ気にいってます。
2021年:秋のお薦めの1曲 No.4
掲載日:2021年10月15日
175-I WANNA BE YOUR SLAVE(Release 2021/Playingtime 2'53)
―モーネスキン(Måneskin 2016-現在)ー
モーネスキンはイタリア人のロックバンドです。バンド名のモーネスキンはデンマーク語で【月光】を意味します。イタリアで最も権威ある音楽祭の【サンレモ音楽祭2021】で優勝し、その後【ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト 2021】でも見事優勝を果たし、人気沸騰中の新人バンドです。メンバーが非常に若く、現時点でみな21歳そこそこです。ロックサウンドですが単調でも古臭くなく、【モダンロック】とでもいうんでしょうかね。
2021年:秋のお薦めの1曲 No.5
掲載日:2021年10月26日