チッチの推薦図書

007-幸せな未来は「ゲーム」が創る

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 ―ジェイン・マクゴニガル 著/藤本徹ほか訳:早川書房ー

 

 本書の目的は、「ゲームはこんなにもたくさんの人々を惹きつけているのだから、このゲームデザインに用いられているシステムを利用して、現実の良くないところを直すために用いてみてはどうだろうか」ということです。著者はただ単にゲームデザインの方法を紹介するのではなく、ポジティブ心理学や社会学的見地からこの有効性を説いており、納得のゆく書物となっています。

 

 ゲームをするように毎日の仕事をすることができたら、仕事に熱中することができますし、多少の苦しみやトラブルにもめげず、めきめきと成果を上げることができます。 アメリカでは、ゲームデザインの方法をビジネスに取り入れる企業も増えてきています。チッチはこの本を読んでから、【努力のフィードバックの視覚化】に取り組み始めました。

 

チッチが初めて読んだ日……2012年8月(チッチ31歳)

掲載日:2019年7月31日

008-元気なうちから始める! こじらせない「死に支度」

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―武藤頼胡 著:主婦と生活社ー

 

 チッチが所属している【終活カウンセラー協会】の代表が出している終活のためのガイドブックです。終活とは【人生の終わりのための活動】の略で、元来は【人生の最期を迎えるに当たり、家族に迷惑をかけないように身辺を整理すること】という意味でした。そうした生前整理という枠内だけに留まらず、終活を【QOLを高めるためのフレームワーク】と発展させたのが武藤代表です。

 

 武藤式終活とは【人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ直し、今をより良く自分らしく生きる】活動です。ですから、財産のみならず自分の大切な思いや生きてきた証を、しっかりと後世につないでゆくための活動でもあり、心の継承を大切にする終活スタイルです。武藤代表は1万5,000千人の終活カウンセラーの生みの親であり、終活に関する講演は通算1,300回を超えます。

 

チッチが初めて読んだ日……2019年7月(チッチ38歳)

掲載日:2019年8月2日

010-いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか

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―内藤朝雄 著:講談社 現代新書ー

 

 著書は20年に渡っていじめを研究し続けている社会学者であり、いじめと学校教育の専門家です。これまでいじめは教育の問題として論じられてきましたが、著者は社会学観点という新しい切り口から学校共同体の病的構造を発見し、いじめの祝祭性や全体主義的性格を精緻にあぶり出しました。なお、いじめは日本特有の現象ではなく、世界中のどこにでもある人類共通の現象です。

 

 簡単にいうと、学校や会社のように密閉された空間で、朝から晩まで大勢でベタベタといっしょに過ごす生活を送っていると、いじめが多発します。また、いじめは暴力ですから、もはや教育の問題ではなく、警察が介入せねばならない刑事事件です。著者は教育現場に【学級制度の廃止】と【速やかな警察の介入】を求めていますが、チッチはその通りだと思います。

 

チッチが初めて読んだ日……2018年1月(チッチ37歳)

掲載日:2019年8月7日

013-タイプ別対応でよくわかる認知症ケア

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―熊谷賴佳 著:ナツメ社ー

 

 何冊か認知症に関する本を買いましたが、この本が分かりやすかったのでお薦めします。イラスト付きで、認知症の人の気持ちが解説されているので、なぜ認知症の人がすぐに怒ったり、家に帰りたがるのかが理解できます。チッチはこの本で得た知識と、カウンセリングの技術を駆使して、何とか認知症の義父を介護施設に入れることができました。

 

 認知症といっても複数のタイプがあり、タイプによって特徴的症状は異なりますし、さらには人によっても症状は大きく異なります。また、認知症というと、記憶障害が真っ先に頭に浮かぶと思いますが、記憶障害がほぼ見られない場合もあります。たとえ記憶障害があったにせよ、初期の認知症の人は話が分かったふりをする【取り繕い】をするので、はた目には認知症に見えません。

 

チッチが初めて読んだ日……2019年1月(チッチ38歳)

掲載日:2019年8月28日

015-ここまで進んだ! 格差と貧困

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―稲葉剛ほか9人 著:新日本出版社ー

 

  貧困を研究している大学教授や弁護士など、総勢10名の論稿をまとめた本です。貧困と一口にいってもさまざまな種類があり、この本では【若者の貧困】【高齢者の貧困】【子供の貧困】【高卒女性の貧困】などを取り上げています。チッチもお金を扱う者として、日本の昨今の経済及び収入状況について勉強しています。

 

 チッチは左派ではありませんが、左派の視点は大切にしています。左派の視点をある程度取り入れ、ビジネスや社会について考えています。というのも、チッチは長らく肉体労働者でしたし、働きながら奨学金を返してきたからです。奨学金が返し終わったのも、つい最近の去年の秋です。また、チッチは家計簿もつけていますよ。もう8年になりますかね。

 

 チッチが初めて読んだ日……2017年3月(チッチ36歳)

 掲載日:2019年9月4日

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